みーたろーのつくりかた2。
みーたろーが無事着床したことを、スガ総理に似た主治医は、「プラスなので。妊娠していると思います。」というセリフで伝えてくれた。私は長くだまっていた。いつまで続くのだろうと思っていた不妊治療としばらくは離れられる。嬉しさより安堵が勝った。ぼんやりしていたと思う。もちろん先生に「ありがとうございました」は言った。
胚移植から十数日。OHSSの症状が続いていた。
判定がでる日、病院に行くまで、自分を何度も応援していた。妊娠できていなくても負けないように。
それまで2回失敗し、その度にがっかりした。また、同じことを続けていくのかと思った。このつらさをわかってくれるのは、ダンナでも親でもなく、妊活していた仲間だった。仲間が綴るブログ。横のつながりこそなかったけれど、妊活仲間のブログは心強い味方だった。
妊活仲間で、妊娠できない人もたくさんいた。途中で諦めた人も、まだ続けているひともいる。
高齢の場合流産率は高い。妊娠を続けていけるように、できることはなんでもやる。誰もが望んでかなうわけでもないことを、かなえられた。
だからがんばらなければと思った。家族のためにもという使命感もあった。普通じゃない妊娠は、意気込みが違う。
要するに、みーたろーは、超望まれて生まれた子どもだったのです。ということを知ってほしかったのです。長々すみません。
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